ドレイクデッキを作ろうver.XLN

 

え?墓地対策カードがこれでもかと収録されたのに墓地依存の激しい奇怪なドレイクデッキを!?

 

できらぁ!

 

ってわけでイクサランの新規カードによってドレイクデッキは地味だがかなり的確な強化がされている

 

まずは《選択》と《航路の作成》の2種類のドローカード

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f:id:canardkun:20171003080629p:plain(2ドローで攻撃してるならディスカード無し)

 

この2枚のカードはドレイクデッキにおけるサブの勝ち筋《電招の塔》プランと相性がこれまで採用されていたサイクリングカードよりもいいのだ

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《電招の塔》にエネルギーをためるためには呪文として唱えなければならず、サイクリングでドローを低コストでしたいけどエネルギーをためて3点火力をちらつかせないと相手を牽制できない…といったジレンマを低コストで高効率なドロー呪文で解決している。

《選択》はこれまで採用されていた青1マナサイクリングと同コストで占術1がついておりほとんど使うことのない《抗えない主張》の上位互換として使えるほか、《航路の作成》は墓地肥しによってドレイクの打点、海蛇のマナコストの軽減をすることもでき十分に打点が確保できてるなら攻撃後に唱えて《ヒエログリフの輝き》より低コストな2ドローを行えるのだ

 

勝ち手段を多く取れるデッキは強い

今まで若干アンチシナジーだったドロー手段とサブプランにシナジーが生まれたことが1つ目の強化点である

 

次は《潜水》の収録だ

f:id:canardkun:20171003083327j:plain(+0/+3修正と呪禁付与)

今までドレイクデッキの負け筋は

・ドレイクを出せたが除去されてを繰り返してクリーチャーが尽きる

・ドレイクを出せてもライフレースに持ち込まれていて不利なブロックをせざるを得ない状況になっておりブロックでドレイクを失う

が主な2パターンで(ドレイクを海蛇に置き換えても同じことが言える)とにかく除去とクリーチャーとの戦闘が青赤のくせして辛かったのだ

ところがこのカードならばタフネスの大きな修正によってクリーチャーとの戦闘で打ち負けることが少なくなり、呪禁付与によって除去(特にドレイクへのプッシュや蓄霊稲妻、海蛇への確定除去)をかわすことができる

マナコストが青1マナなのも取り回しがよく《顕在的防御》が打点確保のみならず使われていることからも《潜水》は有用なカードであると言えるだろう

 

また、墓地対策カードは多いが肝心の墓地利用をメインに据えるデッキが環境初期とはいえ現れてない事や前環境で積極的に墓地を利用していた環境デッキの黒単ゾンビがローテーションによって構築不可になってることからモダンのようなレベルの墓地対策カードの投入はされないだろうと勝手に思っている

特に現スタンダードはティムールエネルギーや赤単といった墓地に依存をあまりしないデッキや悠長に墓地対策される前にライフレースに持ち込むデッキが勢力を伸ばすと予想されているのもそう考えた一因である

 

というわけでこれから調整を重ねていくことになるが新環境向けのたたき台レシピを乗せて今回は終わりにする

・クリーチャー10枚

奇怪なドレイク4

謎めいた海蛇4

蝗の神2

・呪文28枚

選択4

潜水2

検閲4

航路の作成3

蓄霊稲妻2

稲妻の一撃3

削剥1

天才の片鱗3

相殺の風3

電招の塔3

・土地22枚

山5

島7

霊気拠点4

尖塔断の運河4

高地の湖2

・サイドボード15枚

敏捷な妨害術師3

霊気溶融3

否認3

呪文貫き2

没収の錫杖2

川の叱責1

投げ飛ばし1