蠍の神に居場所を作りたい

ドレイクデッキから黒赤の蠍の神デッキへ変更するためにデッキリストを考えている。

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蠍の神 ③黒赤 伝説 神 6/5

-1/-1カウンターが乗ったクリーチャーが死亡すると誘発で1ドロー

①黒赤で他のクリーチャー1体に-1/-1カウンターを1つ乗せられる

死亡すると次の終了ステップ開始時に手札に墓地から戻る

 

破滅の刻で登場したグリクシスカラーのうちの2色を持つ神サイクルの一体で、こいつはストーリー上でアモンケットの神殺しの役割を反映させてか破壊不能クリーチャーを対処できる-1/-1カウンターに関する能力を2つもっている。

 

しかしアモンケット・破滅の刻で登場した-1/-1カウンターのメカニズムはタフネスだけでなくパワーにも影響する点やカウンターとして場に残り続ける点などからコストが比較的重く、効果量も控えめに設定されており、さらにカラデシュ・霊気紛争で多く登場した+1/+1カウンターのメカニズムとも致命的に相性が悪く-1/-1カウンターを用いてのドローエンジンとして使用するにはスタンダードのカードでは不可能だと感じた。

だから墓地から手札に戻る疑似的な除去耐性と6/5というステータスを利用してデッキを組んでみたい。

 

そして今考えている雛形がこれである

・クリーチャー25枚

傲慢な新生子4

屑鉄場のたかり屋3

才気ある霊気体4

光袖会の収集者4

アムムトの永遠衆4

ホネツツキ3

蠍の神3

・呪文12枚

削剥3

木端//微塵2

無許可の分解3

大災厄2

闇の掌握2

・土地23枚

凶兆の廃墟4

泥濘の峡谷4

燻す湿地2

霊気拠点4

山4

沼5

・サイドボード15枚

スカラベの饗宴3

チャンドラの敗北3

リリアナの敗北2

霊気圏の収集艇2

焼け付く双陽2

焼夷流3

 

傲慢な新生子は1マナで威迫とマナのかからないルーター能力を持っており採用。元のレシピでは来世への門を素早く起動させるためのカードとして採用されていたがこっちではホネツツキとのシナジーや屑鉄場のたかり屋の餌としても有用なため残っている。

アムムトの永遠衆は3マナ5/5加虐3と真っ当に強いというのが自分の評価で、早いターンに着地できれば今よく使われている削剥では除去しきれず闇の掌握か確定破壊等のカードを切らなければならないという厄介さをデッキにもたらしてくれるため採用。

木端//微塵は本来サイド向きのカードだが黒単ゾンビがカリタスや難題の予見者、BGエネルギーの巻きつき蛇や牙長獣の仔などタフネス4を超えるクリーチャーが出てきやすい環境なのでメインに採用したい。

サイドボードのスカラベの饗宴は墓地への全体手除去ではこちら側も一定の被害を受けることを考え、サイクリングで不要な時はドローに変えられるハンドに抱えた時と3枚まで追放というキャストした時の2つの局面での柔軟性を買って採用している。

 

できるなら入れたいカード

・イフニルの死界

・ラムナプの遺跡

・砂かけ獣

霊気拠点でなく砂漠カードを入れてさらに砂かけ獣も入れてみたい。

特にイフニルの死界は土地で-1/-1カウンターを2つ乗せられるので蠍の神と相性がいい。

・地揺すりのケンラ

参考にしたレシピでは入ってた評価うなぎのぼりのケンラ。

入れる場合何を抜くかが迷う。

・夢盗人

黒系デッキのサイドに入ってるコントロール殺しのための1枚。

こいつも入れるなら何を抜くんだろう…

・反逆の先導者チャンドラ

高い無理

・立身//出世

もっと低マナ域に寄せるなら入れてみたい。

ホネツツキをリアニできないから入らないけど入れてみたい。

 

このサンプルからさらに強化する場合はやはり緑を足して-1/-1カウンターシナジーを盛るか蠍の神自身がサイドに行ってメインをもっと汎用性の高いカードで埋めるかになりそうだ。